こんにちは!!まこです。
今回は比較的すぐにできる改革案を提案します。「すぐにできる」と言っても個人で行うことではなく、行政が行うべきこと、行政に主張して速やかに行ってもらうべきことです。
「働き方改革」は待っているだけでは進みません。アイディアを主張して、「行政に行動させる」ことが大切です。
先生方の業務削減のために、この記事の案をぜひ主張して頂きたいと思います。それではいきます!!
・全ての先生方
・働き方改革を着実に進めたい先生
・改革の方法について悩んでいる管理職の先生
・自治体の教員を確保したい教育委員会の先生
・学校教育業界の人材獲得競争力を高めたい方
コンピュータはどのように使うべきか
まず働き方改革を担う行政がICTやコンピュータなどを、どのように使うべきかお話しします。
ネットやコンピュータ、システムというのは、
①ある程度は費用をかけて
人を雇うよりは安いですから。
②なるべく多くの対象校に対して
県や全国規模で同じことをやれば低コスト
③比較的すぐにできて
何年も変わらないなら意味ない
④確実に業務が無くなること
もしくは大幅に減ること
これら①〜④のように使わなければいけません。ささっとシステムを導入して手作業をけっこう減らす、こういう使い方をしなければならないのですが、現状全くできていません。
ICT活用というよりは手作業をある程度自動化する簡単なDX(デジタルトランスフォーメーション)ですね。基本的なことです。難しいことではありませんし、私でも思いつくようなことですが、、、まっっっったくできてません。
具体的な3点セットを説明します!
すぐできる•早くやろう3点セット
すぐできる優先度の高いDX案3つを紹介します。以下の3つです!
①欠席連絡システム
②集金システム(学年集金、給食費など)
③欠席者への連絡システム
なぜすぐできるかというと、、、
これらのシステムはすでに存在するからです。新たに作るわけではありませんので、納入業者が決まれば少しシステムをカスタマイズして比較的すぐにできます。
私立幼稚園等では導入しているところも多いです。私の子どもが通っている幼稚園も使っています。便利です。なぜ早く公立学校で導入しないんだと疑問です。業務の減らし方がわかっていないのでしょう。有効なお金の使い方がわかっていないのでしょう。
導入している学校もあるようですが、文科省はまずこれら3つの「導入率100%」を早急に達成すべきです。
もしも私が働き方改革を担当していたなら、これらは10年前には終わっています。
3点セットについて詳しく説明
①欠席連絡システム
コロナ禍の朝、職員室はどのような感じでしたか。電話鳴りまくってなかったでしょうか。現在はそれもかなり収まってきたのではないかと思いますが、もう原則朝の電話対応は必要ありません。(もちろん必要な場合もありますので、その場合は対応します。)
私は幼稚園児の親ですが、欠席の連絡のために電話するのは少し面倒ですし、わざわざ忙しい中、先生方に対応してもらうのは申し訳ないです。
先生、保護者、両方のためにも早くシステムを導入すべきです。
②集金システム
これは手数料が必要ですが人を雇うより安いです。集金袋を回収するのも集計するのも手間がかかります。ミスやトラブルのもとにもなりえます。
「教員にさせればタダだから教員にやらせる」を頑張って無くしていきましょう。
これは我々教員自身にも必要な意識です。
行政にお金をかけさせましょう。多少のお金で解決するのなら安いものです。行政はそれがわかっていないので、わからせましょう。お金の使い方がヘタすぎます。
いまどき現金を準備しないといけないのは親としても面倒です。喜ぶ保護者も大勢います。私も現金準備するの面倒です。家でポチッとできる方がいいです。
トラブルの未然防止にもなります。
③欠席者への連絡システム
これはホームページに1週間の時間割、毎日必要に応じて各クラス特別な持ち物、特別な連絡、必要であれば宿題くらいを載せれば良いです。わざわざ電話したり、家が近い生徒に持って行ってもらったりしなくていいようにしましょう。
体調不良の生徒のことはもちろん心配ですが。
ひとまずホームページをブックマークしてもらいましょう。これはオンラインサービスやアプリにするまでもないと思います。これはまぁほんの少し手作業がいりますが。
私が担当ならこれらを1年以内で導入します。
働き方改革しようぜヒーハーとなった瞬間に
①システム納入業者を選定して
②次年度の予算をとって
③全国の公立学校に概要を周知して
④保護者の方々にはすみませんが、翌年度から欠席者にはもう原則連絡はしません、ネット(アプリ)で翌日の連絡対応してください難しい方は個別に対応しますので、というのと、集金はQRコード決済アプリで行ってください難しい方は個別に対応しますので、というのを県教委におろして周知してもらって
⑤次年度4月1日に導入を終わらせます。
私であれば1年以内、次年度頭に終わります。私にやらせなさい。
まぁ、この前に内部での起案•承認等あって当然もっと時間かかるのですが、、、
⑥もちろんその後のアフターケア、システムのメンテナンスも業者が必要に応じてやってくれます。お金はかかりますが。少しはきちんとお金かけましょうよ。
⑦これで働き方改革のスタート地点です。
毎日の朝、放課後の業務が平均して10〜15分ほど減り、朝の電話対応が減るので始業前の余裕が生まれます。朝、教員が必要以上に早く来る必要もありません。余裕を持って朝の準備ができます。朝の準備なめたらアカン。欠席連絡ミスも激減します。もちろん電話対応が必要な場合もあります。その時は当然対応しますよ。
現状まだスタート地点にも立てていません。働き方改革しようと言い始めて何年もたつのに、、、
クラウチングスタートのクラウチングの状態にもなっていない、、、早くクラウチングが見たい、、、
国は仕方ないところはあるかもしれませんが、スピード感ありません。県教委、市教委レベルの担当者もどうかしてるぜ。まぁ県や市の担当の先生方は他の仕事に追われてなかなか改革どころではないと思いますが、、、国の方針もどうかしてるので、、、
国も県も市もどうかしてるぜ。このワードわかる人いますか。わからない方すみません。
教員の働き方改革は10年遅れどころではありません。
あとはエクストラボーナスで
おまけで④戸締まりの自動化
ができるといいですね。
今は教頭先生の労働時間が1番長いとか言われています。まぁ担任+部活動主顧問の先生の方が長いでしょうけどね。きちんと労働時間が把握されていない土日があるので。
カギの開け閉め、大きい学校なら朝晩それぞれ15分〜20分ほどかかるでしょうか。もっとかかるかも。
その30〜40分間で何か生み出せるでしょうかか??
確かに教頭先生が校内を見回ることで、いろいろなことに気づき、トラブルの未然防止や学年や担任にアドバイスをすること等もあるかと思いますが。それは教頭先生だけでやることではありません。
お金はかかりますが、絶対に戸締まりは自動化してほしいです。
それで教頭先生の仕事が1日30分減るなら効果はバカデカイですよ。ぴっぴっ、うぃーんガシャっで校舎全てのカギが開け閉めできるようにしてください。学校は入り口多いです。早くやってあげてください、教頭先生が倒れる前に。
まとめ
今回は働き方改革において比較的すぐに実行可能な対策を提案しました。
すでに同様のシステムが存在する基礎的なDX関連のアイディアです。
これらが導入されれば確実に業務が減り、1日の中で心のゆとりが生まれます。ぜひ話し合いの機会に提案して頂ければと思います。
途中でも書きましたが、これらの内容に限らず働き方改革には、攻めて、主張して、「行政に行動させる」ということと「教員にやらせればタダは通用しない」この意識が大切です。ぜひ頑張ってください。
先生方のワークライフバランスがより充実しますように。